帝國陸軍師団(連隊)




陸軍において、最小戦略単位を師団とし、最小戦闘単位は中隊となる。
そこでこのページでは帝國陸軍が編成した師団について簡単ながら解説していきたいと思う。

戦力の基本となる歩兵部隊。この歩兵部隊を歩兵連隊として編成し、歩兵連隊2個を合わせて歩兵旅団とする。この基幹戦力となる歩兵旅団2個(合計4個歩兵連隊)に騎兵連隊・砲兵連隊・輜重兵連隊といった支援部隊を加えて、総合的作戦を行える戦闘単位としたものが師団である。
実際には師団が全体で行動する必要がないと判断された際には歩兵旅団に支援部隊を配置し、臨時措置的にミニ師団として作戦させた旅団(混成旅団)なども存在する。
まだ、戦争の拡大、特に日中戦争後半から戦略単位である師団の数を増設する必要から従来の4個歩兵連隊編成を3個歩兵連隊編成に改編して師団の数を増設したりもした。この場合、3個連隊編成師団からは歩兵旅団は消え、変わりに歩兵連隊を統括する歩兵団が誕生する。
また各種兵器・兵装の開発・発展ゆえ、歩兵以外の兵科を主とした師団が誕生した。戦車師団・高射砲師団・飛行師団などである。
また教育部隊の教官・生徒を中心として戦闘単位とした教導師団などが存在する。
師団が編成された時期・戦局・目的により、師団の編成はさまざまである為、各師団の編成時期とあわせて、解説していきたいと思う。

(注:各師団・旅団・歩兵団・連隊等の後ろに( )付きで記載されている地名は基本的に各部隊の編成地です。『編成地』と『補充担当地域』は違います。ご了承ください。)

 
師団編制地・略地図(除:飛行師団)
  
(1)師団編制史
  師団
近衛師団 第一〜第九師団 第十〜第十九師団
第二〇〜第二九師団 第三〇〜第三九師団 第四〇〜第四九師団
第五〇〜第五九師団 第六〇〜第六九師団 第七〇〜第七九師団
第八〇〜第八九師団 第九〇〜第九九師団 第一〇〇〜第一〇九師団
第一一〇〜第一一九師団 第一二〇〜第一二九師団 第一三〇〜第一三九師団
第一四〇〜第一四九師団 第一五〇〜第一五九師団 第一六〇〜第一六一師団
第二〇一〜第二三四師団 第三〇三〜第三五五師団

  歩兵連隊

(2)戦車師団 (暫定版)
戦車第一〜戦車第九連隊 戦車第十〜戦車第十九連隊
戦車第二十〜戦車第二九連隊 戦車第三十〜戦車第三九連隊
戦車第四十〜戦車第五二連隊
(暫定版:2008/10/13追加 書きかけです。)

(3)高射砲部隊編制史 (暫定版)
高射砲第一〜第四師団
高射砲第一〜第二六連隊 高射砲第一〇一〜第一七一連隊
内地防空隊 高射連隊
防空第一〜第一〇三連隊
臨時高射砲第一連隊 照空第一連隊
船舶高射砲兵第一・第二連隊 船舶砲兵第一・第二連隊 船舶情報連隊
船舶機関砲第一・第二連隊 特設船舶砲兵連隊
(暫定版:2011/3/25追加 書きかけです。)

(4)飛行師団 (暫定版)

その他 連隊
砲兵情報第一〜第六連隊 気球連隊
(暫定版:2009/08/04追加 書きかけです。)