解説 |
独立歩兵混成第一連隊を前身とし、独立混成第一旅団に編合された。この旅団は陸軍初の機械化部隊である。
日中戦争勃発と同時に北京付近の掃討戦に参加。その後チャハル作戦に転戦する。
1939年(昭和14年)、歩兵第八八連隊と改編・改称。歩兵第八七連隊と共に琿春守備隊の基幹部隊として満州東南部の間島地区防衛任務に従事した。
1942年(昭和17年)5月、琿春守備隊の再編制が行われ、第七一師団が編制され隷下に編入された。
1945年(昭和20年)1月、師団が第十方面軍に編入され台湾に転用が決定。2月には連隊は台湾に移動し、台湾中部に布陣して防衛態勢をとる。しかし米軍が台湾を飛び越えて沖縄に侵攻した為、戦闘することなく終戦を迎えた。
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