解説 |
日本陸軍最初の歩兵連隊であり、西郷隆盛が率いた御親兵を母体として誕生した。
全国選抜徴兵制によって全国各地から選び抜かれた模範青年によって構成される。
また大正・昭和天皇が皇太子時代に連隊付きとして在籍されており、連隊の名誉と誇りとなっている。
日清戦争では台湾平定に従事し、日露戦争では定州における緒戦に参加し大勝を納め、以後九連城、分水嶺、沙河、奉天などの会戦に参加する。
日中戦争では近衛混成旅団の一翼として参加。広東に上陸後、第二一軍の指揮下で翁英作戦(広東作戦)に参加するが、作戦の打ち切りと、占領直後の南寧防衛戦の為、急遽海路で南寧に進出し、賓陽作戦(南寧防衛・反撃作戦)に参加する。その後も上思県討伐、江南作戦、第一次西路作戦、第二次西路作戦、仏印国境作戦などに参加し、1941年(昭和16年)1月に東京に帰還した。
太平洋戦争では終始皇居守衛と帝都防衛に従事した為、戦地への出動はなかった。
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