帝國海軍の軽巡洋艦(5) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
夕張 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
球磨級軽巡として計画されたが、平賀造船大佐が5,500t級軽巡と同じ戦闘力を3,100t級の小型巡洋艦に塔載するという案を海軍に提出し、認められ為建造された実験艦である。故に同型艦は存在しない。 主砲・魚雷発射管を艦の中心線上に配置することにより、主砲を球磨級と同じ片舷6門を指向し、魚雷も両舷に発射出来るようになった。ただし、完成時には予定より10%も排水量が多くなったため、速力・航続力が低下し、喫水が下がることにより水平防御力も低下することになった。 しかし艦の上部構造物が後方に下がることとなったため、前部煙突を後方に曲げるという処置をとった。これを後部煙突と後流させるデザインとなり、日本海軍独特の艦型となった。これは以後の巡洋艦のスタイルの基本となった。 |
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(夕張の戦歴) |
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