帝國海軍の軽巡洋艦(3) 





長良級
  本級は球磨級に続く5,500t級の第2グループとして建造された。基本的には球磨級と同じであるが、8年式61酸素魚雷発射管を塔載することにより、雷撃能力が画期的に向上している。

当初艦橋前に飛行機発射台を設置していた。これは陸上戦闘機を発艦させるためのものであり、一時的にでも制空権を確保しようとしたのである。しかし現実性に乏しく、実用的ではないため、後にカタパルトを設置して水偵を塔載するようになった。

この内、6番艦の阿武隈だけは、建造中に関東大震災の被害を受けた。この修理の際に艦首をクリッパー型に変更している為、ただ一隻だけ違った艦型をしている。
 


  
長良級の要目
基準排水量 5,170t
全長(L) 162.1m
水線長(W.L) 158.5m
最大幅(B) 14.2m
主機 技本式ギヤードタービン4基4軸
(鬼怒:ブラウン・カーチス式使用)
90,000馬力
速力(K.NT) 36ノット
航続力 14ノット/5,000海里
武装 主砲 14p単装砲*7門
魚雷 61p連装発射管*4基
高角砲 8p単装高角砲*2門
航空兵装 1機
同型艦 6隻 長良・五十鈴・名取・由良・鬼怒・阿武隈



(各艦の戦歴)